Ethereumをはじめてみる③
今日は送金をやってみる。
送金準備
accouts[0]からaccouts[1]へ10Ether送金してみよう。
はじめに、それぞれのアカウント残高を確認。
> eth.getBalance(eth.accounts[0]) 290000000000000000000 > eth.getBalance(eth.accounts[1]) 0
続いて、送金の準備だがここで注意点がある。
現在接続しているのはプライベートネットワーク、つまりオレオレブロックチェーンなので参加者は自分1人だ。
この状態で送金をしたところで誰がブロックを更新するのか。
そう、「自分」。
ということで、プライベートネットで送金をしたい場合は裏でマイニングを走らせておこう。
> miner.start(1) null > eth.mining true
続いて送金元のアカウントのロックを解除する。
パスワードを聞かれるので入力してreturn。
> personal.unlockAccount(eth.accounts[0]) Unlock account 0x30daa337a6696d7c007b32374c34c3362fe61bbf Passphrase:
いよいよ送金
送金のコマンドは、 eth.sendTransaction({from: 送金元, to: 送金先, value: 金額})
今回は単位をEtherにして送金したいので、単位を変換する。
> eth.sendTransaction({from: eth.accounts[0], to: eth.accounts[1], value:web3.toWei(10,"ether")}) "0x3f635f7feb8ea6b2d1abb9fca9cf762dce754d82452a41db0410c3a14f805fbe"
とりあえず確認
トランザクションIDが表示されればOK。
残高が更新されているか確認してみる。
> eth.getBalance(eth.accounts[0]) 280000000 000000000000 > eth.getBalance(eth.accounts[1]) 10000000000000000000
OK。
もっと確認
今回のトランザクションの詳細を見たいときはgetTransactionコマンドを使う。
引数に先ほどのトランザクションIDを入れてみると、
> eth.getTransaction('0x87dbbc27ec15bb0eeed0d1e295d675332add2d43dd01b7ea7e40a9ed7648aea5') { blockHash: "0xeeafe2c1d8df81172dbe606c42ab6b10ee126c23e7a49fd522d68406f7d4da3e", blockNumber: 64, from: "0x30daa337a6696d7c007b32374c34c3362fe61bbf", gas: 90000, gasPrice: 18000000000, hash: "0x87dbbc27ec15bb0eeed0d1e295d675332add2d43dd01b7ea7e40a9ed7648aea5", input: "0x", nonce: 1, r: "0xa9d968d49f647d76f240401ff1a2385da1df24f07210b86ea8da9264f869d055", s: "0x5db2bf4e798c6b0d6a2ac6c6dc5c261cd485c70e0956fde48b9589cab48c6040", to: "0x43ceb2d08d417af3d897b5f92a68c362c935605a", transactionIndex: 0, v: "0x1c", value: 10000000000000000000 }
今回のトランザクションの詳細が出てくる。
今日は眠いのでとりあえずここまで。
次回はトランザクションの中身を詳しく見ていきます